時を表すことば จะ・กำลัง・แล้ว・อยู่ — 「これから・いま・もう」の言い分け
タイ語の動詞は、過去でも未来でも形が変わりません。ไป は「行く」「行った」「行くつもり」のどれにもなります。時を表したいときは、動詞の前後に จะ・กำลัง・แล้ว・อยู่ を付けます。この4語で「これからする」「いましている」「もうした」「している最中だ」が言い分けられます。
ただし、これらは英語の時制のように必ず付けるものではありません。เมื่อวาน(昨日)や พรุ่งนี้(明日)のような時の語があれば、それだけで時はわかります。
形と意味
| 語 | 置く位置 | 意味 | 例 |
|---|---|---|---|
| จะ | 動詞の前 | これからする・するつもり | จะไป(行く/行くつもりだ) |
| กำลัง | 動詞の前 | いま〜しているところ | กำลังกิน(食べているところ) |
| อยู่ | 動詞(+目的語)の後ろ | 〜している(続いている) | ทำงานอยู่(仕事をしている) |
| แล้ว | 動詞(+目的語)の後ろ | もう〜した・〜になった | กินแล้ว(もう食べた) |
จะ — これからのこと
จะ は主語と動詞の間に置き、これから起こることや本人のつもりを表します。พรุ่งนี้・ปีหน้า(来年)などの時の語といっしょによく使います。
กำลัง と อยู่ — いましていること
กำลัง は動詞の前に置いて「ちょうどいま〜しているところ」を表します。อยู่ は動詞や目的語の後ろに置いて、動作が続いていることを表します。両方を使って กำลัง+動詞+อยู่ とすることもよくあります。意味はほぼ同じで、どれか一つでも、二つ合わせても言えます。
อยู่ は単独の動詞として「〜にいる・ある」の意味でも使います。พ่ออยู่ที่บ้าน は「父は家にいる」です。動詞の後ろに付いて「〜している」になる อยู่ と、場所を表す อยู่ を区別して読みましょう。
แล้ว — もうした・そうなった
แล้ว は文の終わり、動詞や目的語の後ろに置きます。意味は2つあります。1つは「もう〜した」という完了です。ผมกินข้าวแล้ว は「私はもうご飯を食べた」。もう1つは「〜になった」という変化です。ฝนตกแล้ว は「雨が降ってきた」、ลูกสาวโตแล้ว は「娘はもう大きくなった」です。
例文
พี่ชายอ่านหนังสืออยู่ในห้อง の อยู่ は、「読んでいる」の「いる」と「部屋にいる」の両方の働きを兼ねています。「動詞+目的語+อยู่+場所」で「(場所)で〜している」になります。最後の例文の อยู่ は、動詞「いる」だけの使い方です。
間違えやすい点
検定ではこう問われる
前置詞などの空欄を埋める問題では、จะ・กำลัง・แล้ว のどれが入るかを、文の中の時の語から判断する形が考えられます。พรุ่งนี้ があれば未来、ตอนนี้(いま)があれば進行、というように手がかりを探してください。空欄が動詞の前か、目的語の後ろかという位置も決め手になります。
会話の空欄に入る文を選ぶ問題では、หรือยัง で聞かれたときの答え方のように、聞き方と答え方の組み合わせが問われます。
適切でない訳を選ぶ問題では、แล้ว の文を「これからする」と訳すなど、時を取り違えた訳に気づけるかどうかがポイントです。