経験の เคย と「まだ」の ยัง・ยังไม่ — 「したことがある」「まだ〜していない」
「〜したことがある」「〜したことがない」という経験は เคย で表します。また、「まだ〜している」「まだ〜していない」の「まだ」は ยัง で表します。日本語ではどちらも「まだ」ですが、タイ語では続いていることを言う ยัง と、起きていないことを言う ยังไม่ を使い分けます。この記事では、この2つをまとめて整理します。
形と意味
| 形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| เคย+動詞 | 〜したことがある・以前は〜していた | เคยไป(行ったことがある) |
| ไม่เคย+動詞 | 〜したことがない | ไม่เคยไป(行ったことがない) |
| เคย+動詞…ไหม | 〜したことがありますか | เคยไปไหม(行ったことがありますか) |
| ยัง+動詞・形容詞(+อยู่) | まだ〜している・まだ〜だ | ยังนอนอยู่(まだ寝ている) |
| ยังไม่+動詞 | まだ〜していない | ยังไม่มา(まだ来ない) |
| 動詞…หรือยัง | もう〜しましたか | กินหรือยัง(もう食べましたか) |
เคย — 経験と「以前は」
เคย は動詞の前に置いて「〜したことがある」を表します。否定は ไม่เคย、まだ一度もないことを強めるときは ยังไม่เคย(まだ〜したことがない)と言います。たずねるときは文の終わりに ไหม を付け、答えは เคย(あります)か ไม่เคย(ありません)です。
เคย にはもう1つ、「以前は〜していた(今はしていない)」という意味もあります。เมื่อก่อน(以前)といっしょに使うと、この意味がはっきりします。
ยัง — 「まだ〜している」
ยัง を動詞や形容詞の前に置くと、ある状態が今も続いていることを表します。後ろに อยู่ を付けることもよくあります。反対の「もう〜しない・もう〜ではない」は、ไม่+動詞+แล้ว で言います。
ยังไม่ と หรือยัง — 「まだ〜していない」「もう〜したか」
ยังไม่ は、予定していることや起きるはずのことが、まだ起きていないことを表します。自分の動作について言うときは、ยังไม่ได้+動詞 の形がよく使われます。
「もう〜しましたか」は、文の終わりに หรือยัง を付けて聞きます。答えは、済んでいれば動詞+แล้ว、まだなら ยัง だけ、または ยังไม่ได้+動詞 で答えます。
例文
6つ目の ยังนอนอยู่(まだ寝ている)と、最後の ไม่ดื่มกาแฟแล้ว(もう飲まない)は、ちょうど反対の関係です。「まだ続いている」は ยัง…อยู่、「もう続いていない」は ไม่…แล้ว と覚えておきましょう。
間違えやすい点
検定ではこう問われる
空欄に入る語を選ぶ問題では、動詞の前の空欄に เคย・ยัง・จะ などのどれが入るかを、文の意味や อยู่・แล้ว などの手がかりから判断する形が考えられます。
会話の空欄に入る文を選ぶ問題では、เคย…ไหม や …หรือยัง の質問に、聞き方に合った形で答えている文を選ぶ形が考えられます。
適切でない訳を選ぶ問題では、ยัง と ยังไม่ を取り違えた訳や、ไม่เคย(〜したことがない)を「〜しなかった」と訳した文に気づけるかどうかがポイントです。