希望と依頼 — อยาก・ขอ・ช่วย…หน่อย・กรุณา
「〜したい」「〜をください」「〜してください」は、旅行でも教室でもすぐに使う表現です。タイ語では、自分の希望は อยาก、物をもらう・自分がする許しを求めるのは ขอ、相手に動作を頼むのは ช่วย、掲示やアナウンスの改まったお願いは กรุณา と、場面によって語を使い分けます。どの語も動詞や名詞の前に置くだけで、形は変わりません。
形と意味の一覧
| 語 | 意味 | 形 |
|---|---|---|
| อยาก | (自分が)〜したい | อยาก + 動詞 |
| อยากได้ | 〜が欲しい | อยากได้ + 名詞 |
| ขอ | 〜をください | ขอ + 名詞 |
| ขอ … หน่อย | (私に)〜させてください | ขอ + 動詞 + หน่อย |
| ช่วย … หน่อย | (あなたが)〜してください | ช่วย + 動詞 + หน่อย |
| กรุณา | 〜してください(改まった言い方) | กรุณา + 動詞 |
希望 — อยาก と อยากได้
อยาก は動詞の前に置いて「〜したい」を表します。否定は ไม่อยาก(〜したくない)、疑問は文末に ไหม を付けて อยากไปไหม(行きたいですか)です。物が欲しいときは、名詞の前に อยากได้ を置きます。「新しいかばんが欲しい」は อยากได้กระเป๋าใบใหม่ です。
「ください」 — ขอ
ขอ + 名詞は、注文や買い物で「〜をください」と言うときの基本形です。ขอน้ำหนึ่งขวด(水を1本ください)のように、数と類別詞を後ろに続けられます。ขอ + 動詞は「(私に)〜させてください」で、ขอถามหน่อย(ちょっと質問させてください)のように、動作をするのは自分です。
「してください」 — ช่วย … หน่อย と กรุณา
相手に何かをしてもらうときは ช่วย + 動詞を使い、文末に หน่อย を添えて表現をやわらげます。さらに ได้ไหม を付けて ช่วย … หน่อยได้ไหม とすると、「〜していただけますか」というていねいなお願いになります。
กรุณา は改まった言い方で、掲示・アナウンス・店員の言葉などによく出てきます。友だちどうしの会話ではあまり使いません。
例文
間違えやすい点
検定ではこう問われる
4級の空欄問題では、อยาก・ขอ・ช่วย・กรุณา のどれが場面に合うかを選ぶ形が考えられます。訳文を見て、「したい」なのか、「ください」なのか、相手に頼んでいるのかを先に決めると選びやすくなります。会話の空欄に入る文を選ぶ問題では、お店や教室の場面で、相手の頼みにどう答えるか、どう頼むかが問われます。場面には合わないが文としては正しい文が選択肢に混ざることも考えられるので、話している人と相手の関係にも注意しましょう。
適切でない訳を選ぶ問題では、ขอ と ช่วย の動作の主を取り違えた訳や、ไม่อยาก(したくない)を「できない」とした訳が誤りの選択肢として考えられます。4語の並べ替えでは「ช่วย + 動詞 + 目的語 + หน่อย」の順が手がかりになります。