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義務と推量 ต้อง・ควร・อาจจะ・คง・น่าจะ — 「しなければ」と「たぶん」

「明日は早く起きなければならない」「医者に行ったほうがいい」「雨が降るかもしれない」「彼はたぶん家にいない」。こうした話し手の判断は、タイ語では動詞の前に置く語で表します。動詞そのものは形を変えず、前に ต้อง・ควร・อาจจะ・คง・น่าจะ を足すだけです。3級では、それぞれの意味の違いと、ไม่ を置く位置を押さえることが大切です。

形と意味の一覧

語意味否定の形
ต้อง〜しなければならないไม่ต้อง(〜しなくてよい)
ห้าม〜してはいけない(禁止)—
ควร〜したほうがいい、〜すべきだไม่ควร(〜しないほうがいい)
อาจจะ〜かもしれないอาจจะไม่(〜ないかもしれない)
คง/คงจะたぶん〜だろうคงไม่(たぶん〜ないだろう)
น่าจะ〜のはずだ、〜だろうไม่น่าจะ(〜なさそうだ)

義務と禁止 — ต้อง・ไม่ต้อง・ห้าม

ต้อง は「しなければならない」。否定の ไม่ต้อง は「しなくてよい、する必要がない」で、禁止ではありません。「してはいけない」と禁じるときは ห้าม を使います。日本語の「〜なければならない」の否定を考えると混乱しやすいので、ไม่ต้อง=不要、ห้าม=禁止と、別の語として覚えるのが近道です。

พรุ่งนี้ผมต้องตื่นแต่เช้าครับ
明日、私は朝早く起きなければなりません。
วันเสาร์คุณไม่ต้องมาทำงานค่ะ
土曜日は仕事に来なくていいですよ。
ในห้องสมุดห้ามคุยเสียงดัง
図書館では大きな声で話してはいけません。

助言 — ควร・ไม่ควร

ควร は「〜したほうがいい」と相手にすすめたり、一般的に「〜すべきだ」と言ったりするときに使います。ต้อง ほど強くありません。文末に นะ を付けると、やわらかい助言になります。

คุณควรไปหาหมอนะครับ
医者に行ったほうがいいですよ。
เราไม่ควรกินขนมก่อนนอน
寝る前にお菓子を食べないほうがいい。

推量 — อาจจะ・คง・น่าจะ

3つとも「たぶん」に近い語ですが、話し手の確信の度合いと、根拠の示し方が少しずつ違います。

อาจจะ:「〜かもしれない」。そうならない可能性も十分ある、というときに使います。อาจ だけでも同じ意味です。พรุ่งนี้อาจจะฝนตก のように、時の語の後ろ、主語の前に置くこともできます。

คง(คงจะ):「たぶん〜だろう」。話し手が状況から推し量って、かなりそうだと思っているときに使います。

น่าจะ:「〜のはずだ、〜だろう」。目に見える根拠や筋道から「そう考えるのが自然だ」と判断するときによく使われます。

確信の強さはおおむね อาจจะ < คง・น่าจะ の順と考えてよく、คง と น่าจะ の差は小さいので、多くの文で入れ替えても意味はほとんど変わりません。

เย็นนี้อาจจะฝนตก เอาร่มไปด้วยนะคะ
今日の夕方は雨が降るかもしれないから、傘を持っていってね。
ไฟปิดอยู่ เขาคงไม่อยู่บ้าน
明かりが消えている。彼はたぶん家にいないのだろう。
ตอนนี้ห้าโมงเย็น รถน่าจะติดมากครับ
今は夕方5時だから、道はかなり混んでいるはずです。
ร้านนี้คนเยอะ อาหารน่าจะอร่อย
この店は人が多いから、料理はおいしいのだろう。

なお ต้อง は「〜に違いない」という強い推量にも使われ、แน่ๆ(きっと)を添えた ต้อง … แน่ๆ の形でよく聞かれます。

ทำงานทั้งวันไม่ได้พักเลย ต้องเหนื่อยแน่ๆ
一日じゅう休まずに働いたのだから、きっと疲れているに違いない。

間違えやすい点

注意 ไม่ต้อง は「しなくてよい」で、「してはいけない」ではありません。禁止は ห้าม(または อย่า)です。「来なくていい」と「来てはいけない」を取り違えた訳は、誤りの選択肢として考えられます。
注意 否定の ไม่ の位置は語によって違います。ไม่ต้อง・ไม่ควร・ไม่น่าจะ は ไม่ が前、อาจจะไม่・คงไม่ は ไม่ が後ろです。並べ替えでは、この位置が手がかりになります。
注意 น่าจะ は過去のことに使うと、「〜すればよかったのに」という残念な気持ちを表すことがあります(เมื่อวานคุณน่าจะมาด้วย「昨日あなたも来ればよかったのに」)。どちらの意味かは文脈で判断します。

検定ではこう問われる

( )に入る語を選ぶ問題では、前後の文から「義務・不要・禁止・助言・推量」のどれが合うかを考えます。たとえば理由を述べたあとに「傘を持っていって」と続くなら推量の อาจจะ、「お金は払わなくていい」なら ไม่ต้อง というように、場面と語の意味を結びつけて選びます。

訳の選択では、ไม่ต้อง を「〜してはいけない」と訳したもの、อาจจะ を「必ず〜する」と訳したものなど、強さや向きをずらした訳が並ぶことが考えられます。5語の並べ替えでは、ไม่ と助動詞の順番(ไม่ควร か คงไม่ か)と、助動詞が動詞の前に来ることを確かめれば語順が決まります。

この文法の練習問題