時の流れ เพิ่ง・กำลังจะ・แล้ว・ยัง・จนถึง — 「したばかり」から「〜まで」
タイ語の動詞は時制で形が変わらないので、「いつのことか」「どこまで進んだか」は動詞の前後に置く語で表します。4級では จะ・กำลัง・แล้ว を学びました。3級ではそこに เพิ่ง(〜したばかり)・กำลังจะ(いまにも〜する)・ยัง(まだ)・จนถึง(〜まで)を加えて、出来事の前後関係をこまかく言い分けます。
出来事の流れで並べる
ある出来事を時間の流れに沿って見ると、次のように言い分けられます。
| 段階 | 形 | 意味 |
|---|---|---|
| まだ起きていない | ยังไม่ + 動詞 | まだ〜していない |
| 起きる直前 | กำลังจะ + 動詞 | いまにも〜する、〜するところ |
| 起きている最中 | กำลัง + 動詞(+ อยู่) | 〜している |
| 終わった直後 | เพิ่ง + 動詞 | 〜したばかり |
| 終わった・変わった | 動詞 + แล้ว | 〜した、もう〜だ |
| 続いている | ยัง + 動詞(+ อยู่) | まだ〜している |
| 終わりの時点 | 動詞 + จนถึง + 時 | 〜まで |
したばかり — เพิ่ง
เพิ่ง は動詞の前に置いて「〜したばかり、つい〜した」を表します。文末に เอง を添えると「ついさっき〜したばかりなのに」「〜になってやっと」という気持ちが加わります。
いまにも — กำลังจะ
กำลังจะ は「これからすぐ〜する」という直前の段階です。กำลัง(〜している最中)とも จะ(〜する予定だ)とも違い、もうすぐ始まる感じを表します。文末に แล้ว を付けて กำลังจะ…แล้ว とすると、差し迫った感じが強まります。
もう〜した・もう〜ない — แล้ว
แล้ว は文末に置いて、動作が終わったことや状態が変わったことを表します。ร้านปิดแล้ว は「店はもう閉まった」です。否定の ไม่ と組み合わせた ไม่ … แล้ว は「もう〜しない、もう〜ではない」で、前は〜していたが今は違う、という変化を言います。
まだ — ยัง と ยังไม่
ยัง + 動詞(+ อยู่)は「まだ〜している」で、続いていることを表します。ยังไม่ + 動詞は「まだ〜していない」です。「もう〜しましたか」と聞くときは文末に หรือยัง を付け、済んでいれば「動詞+แล้ว」、まだなら ยัง または「ยังไม่+動詞」で答えます。
〜まで — จนถึง
จนถึง は終わりの時点を示す「〜まで」です。始まりの ตั้งแต่ と組んで「ตั้งแต่ A จนถึง B」(AからBまで)の形でよく使われます。จนถึงตอนนี้(今まで、今になっても)は、ยังไม่ と一緒に「今になってもまだ〜しない」という文によく現れます。
間違えやすい点
検定ではこう問われる
( )に入る語を選ぶ問題では、เพิ่ง・กำลังจะ・แล้ว・ยัง のように時の段階が違う語が並ぶ形が考えられます。「着いたばかり」「出るところ」「まだ返事がない」のように、文が出来事のどの段階を言っているかを先に考えると選びやすくなります。
訳の選択では กำลังจะ と กำลัง、ยังไม่ と ไม่…แล้ว を入れ替えた訳が誤りの選択肢になりうる点に注意しましょう。5語の並べ替えでは、เพิ่ง・กำลังจะ・ยัง を動詞の直前に、แล้ว を文末に、จนถึง を時の語の前に置くと語順が決まります。