理由・目的・結果 เพื่อ・เพราะ…จึง・ก็เลย・ทำให้ — 「ために」と「それで」を言い分ける
「〜するために」「〜なので…した」「〜のせいで…になった」のように、出来事どうしの因果をはっきり言えると、3級の読解や会話がぐっと楽になります。この記事では、目的の เพื่อ、書き言葉でよく見る เพราะ … จึง、話し言葉の ก็เลย、原因から結果へつなぐ ทำให้ の4つを扱います。เพราะ と ถ้า の基本は「接続詞」の記事で確認したので、ここでは「目的」と「結果」の言い方を中心に整理します。
形と意味の一覧
| 語 | 意味 | 形 |
|---|---|---|
| เพื่อ | 〜するために、〜のために | 動作 + เพื่อ + 動詞/名詞 |
| เพื่อให้ | (人・物が)〜するように | 動作 + เพื่อให้ + 主語 + 動詞 |
| เพราะ … จึง | 〜なので(それで)… | เพราะ 理由 + 主語 จึง 結果 |
| ก็เลย | それで、だから | 理由 + 主語 ก็เลย 結果 |
| ทำให้ | 〜を引き起こす、〜にさせる | 原因 + ทำให้ +(人)+ 結果 |
目的 — เพื่อ と เพื่อให้
เพื่อ は「〜するために」。まず行う動作を言い、その後ろに เพื่อ と目的を続けます。日本語とは順番が逆で、「目的」は文の後半に来ます。เพื่อ の後ろには動詞も名詞も置けます。名詞なら「〜のために」の意味です。少し改まった言い方では เพื่อจะ・เพื่อที่จะ とも言いますが、意味は変わりません。
目的の動作をするのが別の人のときは เพื่อให้ を使い、その後ろに動作する人を置きます。「生徒が分かるように」「家族が安心するように」のような言い方です。
理由から結果へ — เพราะ … จึง
理由を先に言い、そのあとに結果を続けるとき、書き言葉や改まった話し方では「เพราะ 理由 + 主語 จึง 結果」の組み合わせがよく使われます。จึง は「それで」にあたり、置く場所は結果の文の主語の後ろ、動詞の前です。お知らせや説明文では เพราะ の代わりに เนื่องจาก(〜のため)が使われることも多く、「เนื่องจาก … จึง …」の形で目にします。
話し言葉の「それで」— ก็เลย
日常の会話では、จึง の代わりに ก็เลย(短く เลย)を使うのがふつうです。意味は同じ「それで、だから」で、置く場所も จึง と同じく主語の後ろです。理由の文の頭に เพราะ を付けなくても、2つの文を並べて ก็เลย を入れるだけで因果がはっきりします。
原因が結果を生む — ทำให้
ทำให้ は「(原因が)〜を引き起こす」。主語には人だけでなく、出来事や物も来ます。「原因 + ทำให้ + 結果」の順で、結果の前に影響を受ける人や物を置くこともできます。日本語では「〜のせいで…になった」「〜のおかげで…できた」と訳すと自然なことが多い言い方です。前の文全体を原因として、後ろの文の頭に ทำให้ を置く形もよく使われます。
間違えやすい点
検定ではこう問われる
3級の文法問題では、文の途中の( )に เพื่อ・เพราะ・จึง・ทำให้ のような語が選択肢として並ぶ形が考えられます。前の部分が「目的」なのか「理由」なのか、後ろの部分が「結果」なのかを先に見分けると、入る語が絞れます。
読解では、お知らせや説明文の「เนื่องจาก … จึง …」や「… ทำให้ …」から、何が原因で何が起きたのかを読み取る力が求められると考えられます。訳を選ぶ問題では、目的と理由を取り違えた訳や、原因と結果を逆にした訳が誤りの選択肢になりやすいので、矢印の向きを意識して読みましょう。
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